A.A.fromnow Human Report - Rudolf Steiner Prologue NO4
シュタイナー(顔イラスト)
ルドルフ シュタイナー
Prologue NO4
シュタイナー(顔イラスト)




☆ Rudolf Steiner ☆
BuddhaGaya/チベット僧
Since 1991
A.A.fromnow Human Report - Rudolf Steiner



自然科学 / 精神科学

≪ 宇宙/生命 ≫




ルドルフ・シュタイナー/蔦 A.A.fromnow/マーク ルドルフ・シュタイナー/蔦
☆ COSMOS ☆

生命の源! ・・・・・ ”宇宙”
そして、 生命の誕生と進化


A.A.fromnow 資料「moon」


[宇宙(日本語/漢字)・言葉の語源]
中国・漢の時代の准南王・安の編した「准南子」という書物ありますが、この書物に「宇宙」について 【四方上下これを宇といい、往古来今これを宙という】 と書いてあります。
つまり、四方八方に広がった”空間”それが”宇”であり、昔から現在そして未来へ絶え間なく流れていく”時” が ”宙”ということです。 まさに”宇宙”を表現している素晴らしい言葉ではないでしょうか。

生命の源・宇宙!

≪ 自然科学 ≫
現在膨張を続けている宇宙は百数十億年前には一点(数学的観念の大きさではない点)に集まっていた。 宇宙の全物質が一点に集まっていたなどとは信じがたいが、高温高密度の火の玉のようなものが宇宙の始まりだったようだ。 その火の玉が何らかの理由で猛烈な爆発を起こし、私達の観念を超えた速さで、ガスや塵が四方八方に広がり現在の宇宙を生成しています。 これは、十数年前からの電波観測により火の玉のように熱かった「宇宙」の名残りの電波が空全体から観測され、今では爆発宇宙/ビックバン説(他に宇宙振動説もありました)は定説になっています。 又、ビックバンから百数十億年経ったこの宇宙は現在、猛烈な速度で膨張しています。
その膨張の勢いは、距離に比例した速度で遠ざかっています。 (宇宙の中心から遠いほど速い速度で膨張している)遠く離れたところでは、なんと毎秒24万キロ、つまり光の速さの10分の8といった物凄い速さで遠ざかっています。 さらに速く(遠く)なると光の速さに近づき我々の眼には届かなくなってしまい、それを「宇宙の地平線」と呼ぶ科学者もいます。
今も膨張し続けている宇宙の果ては、光の速さに限りなく近い速度で我々から遠ざかっている為、物理的に宇宙の大きさを確認する事は不可能に成っているようです。
・・・・ とてつもない事が 我々が存在するこの宇宙でおこっています。

その途轍もないところの片隅に、デオキシリボ核酸(DNA)の最も古い祖先たる分子が、40億年前に芽生え、年月が経つにつれ、次第に複製を作るのが旨くなり、更に、その分子たちが集まって集合体を作るようになりました。 これが細胞の初期段階です。
30億年位前になると、単細胞の結合が繰り返され、一つの細胞が分裂して二つになった時、その二つが分かれないように突然変異が起こりました。 そして最初の多細胞生物が出来上がっていきます。
かってはバラバラに分かれていた細胞たちが、共通の利益の為に結合して一体になって行きます。 (人間の体も100兆ほどの細胞集団の塊です。)
20億年ほど前になると、生物の進化が、でたらめな突然変異の積み重ねで、DNA(遺伝の指示書)が分けの分からない状態になった時、ある細胞集団が、これではいけないと思ったのでしょう? その細胞集団が「性」を発明し、DNAの符号の本を一冊丸ごと伝達・交換してしまいました。
どの時代にも、要領よく行動する生物が現れるものです。 このシステムのおかげで、新しい変種が作り出され、選択のふるいにかけられ、「性」に関心がない生物は滅亡していきました。「性」に関心がなくても滅亡しなかったのは、特定の微生物だけになりました。
10億年ほど前になると、単細胞の植物(藻類)の結合が頻繁になり、互いに力を合わせ地球の環境を光合成により驚くほど変えていった。
現在では、考えられませんが、酸素は有機物の分子を分解してしまう性質を持っていますので、地球の最初の生物は酸素の中では生きられなく、酸素を持つ大気への移行は生命の歴史の上で、大変な危険性を持っていた分けです。
そう我々(生物)の子孫がこの地球の環境を変え、造り上げてきたのです。 そして、酸素を旨く取り扱えない生物は死んでいきました。 幾つかの菌類などの原始的生物だけが酸素のないところで、今日まで生き延びています。 現在の地球の大気の99%までもが、地球で生まれた生物が造り上げてきたもので、地球のような惑星にとって、生命の誕生・進化は化学反応の避け得ない結果なのです。 

分子から芽吹いた原始生命! そこから人間への進化には、気の遠くなるような歳月と偶然(必然?)が携わっています。 ・・・・・ 一つひとつの生命に、愛おしさが潜んでいるように感じられませんか?
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自然科学の進歩により”暗黒星雲”の存在が分かり、そこには無数の炭素分子の存在があり、そこから星やそのお供で惑星が生まれ、生命に繋がってきただろう事が分かってきました。  しかし、・・・・・・・  そこに何故、”暗黒星雲”や炭素の分子があるのか・生まれたのか、又、宇宙の始まる以前・宇宙の外側、宇宙を包む世界!  人間の思考できる物質的な概念を超越した物(宇宙)を包む外の世界!
自然科学の進歩だけでは辿り着けない”存在”! 万物智/熱力学の第二法則をも超えた世界 ?
宇宙も我々人類も、永遠なる”沈黙”! / 答えのない世界! に包まれているのではないでしょうか?


アンドロメダ銀河
アンドロメダ星雲

自然科学は、真実/真理に行き着くのだろうか?

ビッグバン宇宙論を基に、宇宙進化の描像を描き出そうとしている科学!
約137億年前に出来た宇宙は、ビックバン以来膨張し続けているという。
そして、私たちの太陽系が籍を置く、銀河系(天の川/Milky Way)の大きさは、直径10万光年で、太陽と同じような星(恒星)が、1000億個以上あるという。
更に、我が太陽は、毎秒20Kmという猛烈な速さで移動(宇宙の膨張)していて、地球も同じ速さで、太陽にお供しているので、地球は自転に公転!さらに違う動きをしている訳だという。

何故に!乗り物酔いのようなメマイも、吐き気もしないでいられるのだろうか?
何故に!紐などで結ばれている訳でもないのに、規則正しく太陽の周りを廻っていられるのだろうか?
物質的な解釈では、この膨大な宇宙を包み込んでいるものは、なんなのか?


・・・・・ 不思議でしかたがない!



真実/真理?

太陽と地球の間に、紐の存在のあることが解明される時が来るかもしれません。
又、乗り物酔いなどしない訳として、何もが動いていないことも解明されるかもしれません。  そして、私も貴方も・宇宙もその外側も、全てが”無”なのかもしれません!
・・・・・ 全てが、思い込みで成り立っているのかもしれません!




科学の発展により空想が実現し、鉄腕アトムができようが、火星に移住できようが、未来永劫 (?) ・ 人類を取り巻く多くのことが、未知、解らない!
人類の力や能力などでは、およばない世界!
・・・・・ そんな世界で我々は生きているのです。


” シュタイナー思想(精神科学/霊学) ”の学びでは、この事をどうしても書いておきたかったのです。


A .A .fromnow - Do-seki



☆ Geisteswissenschaft / Anthroposophie ☆
* Kosmogonie *

ルドルフ・シュタイナー/蔦 A.A.fromnow/マーク ルドルフ・シュタイナー/蔦

Rudolf Steiner

ルドルフ・シュタイナー ルドルフ・シュタイナー(書籍叙述)
☆ 魂的-霊的/宇宙の進化 ☆


地球進化の過去、現在、未来を考察する場合には、土星進化期、太陽進化期、月進化期、地球進化期、木星進化期、金星進化期、ヴァルカーン進化期について語ることができる。
地球進化のこのような包括的な諸関係と同じように、超感覚的意識にとって、比較的近い未来についての観察も明らかになる。過去のどんな像にも、未来の像が対応しているのである。だが、このような事柄について語る場合には、ある事を強調しておかなければならない。
すなわち、そのような事柄を認識しようとする場合には、感覚的な現実だけを対象とする哲学的な思索がそれについてなにかを探究できるという考えを完全に放棄しなければならないということである。
哲学的な思索によっては、そのような事柄を探求する事は決してできないし、するべきではない。たとえば、精神科学が伝える月期状態の様子についての報告を知っていれば、哲学的な思索によって、地球期状態と月期状態とを結びつけて、木星期の未来の状態を言い当てる事ができる、と 思うものがいるとすれば、そのような者はとんでもない錯覚に陥ることになる。超感覚的意識が観察へと高められることによってのみ、そのような諸関係は探究されるべきである。
探究された事柄が伝えられた時に始めて、超感覚的意識なしにもそれを理解することができるのである。
ところで、霊的修練をする者は、未来についての報告内容に向かい合う時には、過去に関する報告内容に向き合う時とは異なる状態にある。人間は、さしあたって、過去に関してはとらわれることなく向き合う事ができるのだが、未来のできごとに対してはそうすることが全くできないのである。未来に生じるできごとは、人間の感情と意志を刺激する。過去はまったく異なる仕方で耐えることになる。人生を観察する者は、このことがすでに日常生活にも当てはまることを知っている。しかし、人生の隠された諸事実に向き合う時に、感情と意志がどんなに途方もない程度にまで高まり、どのようになるかについて知ることのできる者は、超感覚世界の一定の事柄を知る者だけである。こうした理由から、このような事柄についての認識には、ある程度定められた限界があるのです。
全体的な宇宙進化を、土星期からヴァルカーン期までの継続する諸状態として叙述することができるように、もっと短い期間に区切って、例えば、地球進化期のいくつかの時期について叙述することも可能である。 ・・・・・・・・ 以下略

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・・・・・・・・ 略 今まで述べてきたことから、進化には宿命論的な特徴があると思い込んでしまう者は、進化を誤解する事になる。 たとえば、そうした進化のさいに、一定数の人間が”悪なる人類”の領域に所属されると思う者は、その進化において感覚的なものと魂的-霊的なものとの相互関係がどのようになっているかを見ていないのである。
感覚的なものも魂的-霊的なものも、一定の範囲内で、別々の進化の流れを形成している。感覚的な流れに特有な諸力を通して、”悪なる人間性”の形姿が生じる。 人間の魂がそのような形姿に受肉する必然性は、その魂が自ら、その受肉の為の条件を作り出した場合のみに存在するであろう。 したがって、感覚的なものの諸力から生じた形姿に受肉するには、それ以前の時期に由来するどの人間の魂もあまりにも善良でありすぎるという状況もありえる。 そのときには、これらの形姿には、それらの人間の魂とは異なる魂が宇宙から与えられることになるであろう。 人間の魂がそれらの形姿に与えられるのは、その魂にそのような受肉の準備ができている場合に限られるのである。 ・・・・・・・・ 以下略




《 註 》

宇宙や生命の根本原理を”魂的-霊的”に説明しているんですが、愚鈍で霊的感性のない私には、まったくもって難解で分かりにくい表現だと感じています。 又、上記にあります、”このような事柄についての認識には、ある程度定められた限界があるのです”を実感しています。

この”宇宙の進化と人間”や下記の”宇宙進化論”、”地球進化期”については、過去から現在の科学的思考の識者間では、賛否両論や人種差別論の源になっていますが、この部分は、魂的-霊的観点からしても、シュタイナー思考の要のような気がしますので、原文の一部ですが長々と記載してみました。
又、このような魂的-霊的な観点での解釈は、シュタイナー思想の核心でもありますが、私には、この”進化論”は、宗教的な”信じる或いは信じない”という角度でしか対応できないでいます。
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尚、宇宙や生命の根本原理としての思考には、アーユス(生命)のヴェーダー(真理)/アーユルヴェーダーもあります。
この思想の生命基軸には、「プルシャ(純粋精神)」と「プラクティ(根本原質)」があります。  そこから「マハーン(思惟機能)」が芽吹き、「アハンカーラ(自我意識)」へと分岐し三つの属性を生み出し、さらに、五つの感覚器官(聴覚、触覚、視覚、味覚、臭覚)と五つの行為器官(手、足、舌、排泄器官、生殖器官)に分離分類されています。


以降は、次のページの巻末に簡略記載してありますので興味のある方は、参考に読んでみて下さい。


参考までに、”地球進化期のいくつかの時期”について解りやすく表にしておきます。

まずは惑星状態という括りに七つの時期(惑星状態)があります。
1、土星期(熱体期/物質体基礎期)
2、太陽期(エーテル体基礎期)
3、月期(アストラル体基礎期)
4、地球期(物質体・エーテル体・アストラル体・自我期)
5、木星期(自己意識/形象意識期)
6、金星期(インスピラツィオーン期)
7、ヴァルカーン期(イントゥイツィオーン期)
ここから、”地球期”を取り上げてみると、更に七つの”生命状態”と七つの”形態状態”に分類されます。
七つの”生命状態”は、・・・・・・・・
1、第一生命状態
2、第ニ生命状態
3、第三生命状態
4、第四生命状態
5、第五生命状態
6、第六生命状態
7、第七生命状態
七つの”形態状態”は、・・・・・・・・

1、第一形態状態(高次の霊状態)
2、第ニ形態状態(低次の霊状態)
3、第三形態状態(アストラル状態)
4、第四形態状態(物質状態)
5、第五形態状態(高次のアストラル状態)
6、第六形態状態(低次の霊状態)
7、第七形態状態(高次の霊状態)
に分類されます。更に、この”形態状態”が七つの時期と文化期に分類されます。
1、ポラール期
2、ヒューベルポレイオス期
3、レムリア期
4、前−アトランティス期
5、後−アトランティス期
6、第六期−封印の時期
7、第七期−ラッパの時期
文化期
1、インド文化期
2、ペルシア文化期
3、エジプト・カルディア・バビロニア・ユダヤ文化期
4、ギリシア・ラテン文化期
5、ゲルマン・アングロサクソン文化期
6、ロシア文化期
7、アメリカ文化期

以上のようになりますが、名称にはキリスト教の聖書からのものもあるようです。
又、参考までに、現在は、惑星状態が”地球期”の第四生命期で、”形態状態”は第四形態状態(物質状態)の後−アトランティス期、ゲルマン・アングロサクソン文化期ということになります。 詳細内容について興味のある方は、下記の”R. Steiner - BOOK”のボタンをクリックして、資料/第ニ項(ルドルフシュタイナー書籍)にある”神智学”、”神秘学概論”、”いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか”或いは、”宇宙進化論”などの書籍をお読み下さい。


 

ルドルフ・シュタイナー ルドルフ・シュタイナー(講演録叙述)
☆ 宇宙進化論 ☆


キリスト教が創始される前にも、された後にも、秘教的結社が存在しました。
こんにちでも、秘教的営みが守られている結社は存在しています。 キリスト教以前の秘教的結社とキリスト教以後のそれとの相異は、次の点にあります。
すなわち、キリスト教以前のものは、元来、聖別された伝承を守ることが、その任務であったのに対し、キリスト教の秘教的結社では、第一に、未来を準備することが目標にされていた、ということです。 ですから、秘教的知は決して抽象的な、死んだ知ではなく、活動する生きたものなのです。
秘教的結社は実際の”生”の中に介入することができます。 そして人類の進化の歩みに参与することが、その使命であるのです。 キリスト教的秘教学は、かなりの部分がマニ教徒に源を発しています。
マニ教徒の伝承は今も生き続けていますが、その創始者マニは、紀元後300年にこの世にあった人です。
教会の父、アウグスティヌスも、元々、マニ教徒の共同体に属していました。 
マニ教の教義の核心は、善と悪の命題です。 ふつうの見方では、善と悪とはお互い結びつきをもたず、絶対的な対立を成して、相矛盾するものです。  しかし、マニ教徒の考えでは、悪は宇宙の構成に欠かせぬ要素です。悪は宇宙の進化に参与します。
そして結局は善によって吸収され変化させられます。 この世における善と悪、楽と苦の意義を究めることが、マニ教徒の大きな、唯一の使命なのです。 人類の進化を理解するためには、その進化を離れた所から、高所から見つめ、包括的な全体の内に組み込むことが欠かせません。
我々はこの条件の下において初めて、進化の高邁な理想的なイメージをえることができます。 人類の進化を理解しようと試みるのに、理想なしで済ませられると思ったら、大きな間違いです。 理想を欠いた人間は、エネルギーを欠いた人間です。  人生の中で理想が演じる役割は、機械の中で演じる蒸気の役割と同じです。
蒸気はいわば、莫大な量の圧縮された空気を、小さな空間に封じ込め、そこから強力な膨脹力を生み出しています。 人生における思念の不思議な力も、同様です。  ですから、もし我々が人類全体と関わる思念的理想の高所にまで達すれば、各時代を貫いて人類の進化を導いている糸を、感じとれることでしょう。
様々な世界観の体系、たとえばダーウィンの体系も、同様に、この連続する糸を探求しているわけです。
ダーウィニズムの偉大さを否認することはありません。 しかしダーウィニズムは、人間の内的な進化を解明していません。 それはもっぱら、関連性のうちの、顕在的なものしか見ていません。 そのため、それは、人間の霊的本質をないがしろにするようなあらゆる純物質的な解明法と全く同じような性質をもつのです。
こうして専ら物理的な事実に基づいた進化論は,人間の起源を動物に求めるのです。
それは彼らが、化石人類において、発達の遅れた低い額を確認したからです。 これに対し、物質的な人間をエーテル的人間の単なる表われと見なす秘教は、ことを全く異なる観点から見ます。 事実,人間のエーテル体は、物質的な体とほとんど同じ形をしており、その輪郭から安々とはみ出ることができます。
しかし、時代を遡るほどに、エーテル頭部と物質頭部の間の不均衡が増大し、エーテル頭部はますます大きくなっていきます。 我々の進化の時期に先行する、ある時代には実際、エーテル頭部はそのような様子をしていたのです。 その当時生きていた人間はアトランティス人と呼ばれました。 事実、地質学者たちは古代アトランティス人の痕跡を発見し出しています。
大洋に沈み、その名をもつ古代の大陸にあった、鉱物や植物を見つけ始めています。 今のところ人間の痕跡はまだ見つかっていませんが、見つかるのもそう遠くないことでしょう。 へッケルの理念を支持する雑誌「コスモス」でも、テオドール・アルルトが動物分布と植物分布の痕跡から、海底に沈んだアトランティス大陸の実在を推論する論文を発表しています。  秘教的探索が予言し、自然科学がそれを立証しているのです。
アトランティス人のあとを引き継いだヨーロッパ人種においては、頭部の前額部が次第に発達し出しました。   しかしアトランティス人においては、意識が集中する中心点は、額の外のエーテル頭部の中にあったのです。
今日ではそれは物質頭部の内部、鼻のやや上あたりにあります。 ゲルマン神話でニフルヘイム(Niflheim;北欧、「霧の国」の意味)とか霧の国(Nebelheim) ー 雲の国 ー という名で表わされているものは、アトランティスの国のことなのです。
実際、地球は当時もっと暖かで、まだ常時、白い蒸気のとばりにおおわれていました。 アトランティス大陸は一連のノアの洪水様の豪雨によって沈んだのです。  その過程で地球の大気は澄明になっていきました。
そうなって初めて、青空や雷、雨や虹が現われるようになったのです。 こういったわけで聖書には、ノアの箱舟が陸に着いた後、虹が神と人間との絆の新しい徴しとなったと書かれているのです。
ア一リア人種の自我は、物質脳の中でエーテル体を集中することによって初めて自己意識に到達できました。
その時初めて、人間はみずからに向かって《私》と言い始めたのです。  アトランティス人はみずからを三人称で語っていたのです。 ダーウィニズムは、地上に見出される種の差異に関して、大きな誤りをおかしました。
高等な種が下等な種に起源をもつのではなく、その逆なのです。下等な種は祖先の高等な種が退化してできたものです。
たとえば我々が二人の兄弟に出会ったとしましょう。 兄は知的で上品、弟は下品で鈍重だとしましょう。 この知的な兄が愚かな弟の子孫であると考えるような人がいるとすればおかしなことです。 種に関するダーウィニズムの誤りも、同じ線上にあります。 人間と動物は共通の起源をもっているのです。 動物は人間との共通の先祖から退化したものであり、一方人間はその先祖から出発して、今や高等な進化の度合いを示しているわけです。 このことが我々を傲慢にさせるようなことはありません。 なぜなら高等な領界が進化できるのは、下等な領界のお蔭だからです。
使徒の足を洗うキリスト(ヨハネ伝、13章)の姿は、秘儀参入者が自分より劣る者に示す謙虚さの象徴です。   秘儀参入者は、もっぱら秘儀参入していない者たちのお蔭で存在しています。  したがって、真の知者は、知に至らぬ者に対して、深い謙虚さを示すのです。
ある種の人間たちが別の人間たちの上昇のために、下降せねばならないのは深刻な悲劇です。 この意味で、パラケルズスの次の美しい言葉は評価に値いするでしょう。
「私は石や植物や動物などあらゆる存在物を観察した。 すると、人間の場合、完成した、生ける言語となっているものが、これらの場合、ばらばらになってしまった文字のように見えるのだった。」
人間と動物の進化の歩みにおいて、下等なものは高等なものに由来しています。 腐敗し死滅するものは生けるものから分離したのです。生物は生命のないものから生じたと言われています。 しかし実際には、生命のないものが、生物から生ずるのです。
石灰質の殻や石炭などは生物が分泌・凝固したものです。 人間においても我々は、まず軟骨があり、次にそれが骨となる様子を観察できます。我々の骨は柔かな軟骨組織が硬化したものです。 同様、石も、大地の生きた有機物が硬化したものなのです。 こんにちの人間は、進化の歩みに取り残されるものを、みずからの内に、まだもっています。 この点で我々は再びマニ教に立ち戻ることになります。
かつて人間の内に動物性が混在していたように、現在、善と悪、あるいは、真と偽りという、相対立する二つのものが混在しています。 この対立矛盾、すなわち、二つの要素がみずからの内で混在する仕方によって人間のカルマ、運命が形造られています。 いつの日か人間は、悪を客体として捨て去ることでしょう。 こうした事柄を我々はすべて黙示録的な記述のうちに見出すのです。
こんにちすでにマニ教はその高弟を、落伍者たちの救済者になるよう育成しています。 すでにこんにち、エゴイズムヘ向かう進化と、無私に通ずるもう一つの進化とが共存していることは、誰もが認めるところではないでしょうか。 人間はみずからを動物性から解放しましたが、それとまったく同様に、みずからを悪から解放するのです。
しかし人間が現代ほど大変な危機に瀕していた時はいまだかつてなかったのです。 万人の主であるものは万人のしもべたるべきです。 このことは大いなる必然として生じねばなりません。  真のモラルは偉大な宇宙法則の認識から生まれるのです。 偉大な理念は、我々の理想を徐々に前進せしめる活力の源泉なのです。  我々は人生のうちの静かな瞬間に、偉大な進化の理念と相まみえるところまで上昇すべきです。


Rudolf Steiner

≪ 参考 ≫
ルドルフ・シュタイナーは、地球が球体だとするのは空想に過ぎないと述べ、地球の形状は球形ではなく三角形の四面体(三角錐/最小の頂点数「4」での構成立体)で、その形状が膨らんだものだと考えています。
その四極の底面の三点には「南極(South Pole)」、「中央アメリカ/メキシコ周辺(Volcano)」、「コーカサス(Caucasus)」があり、残りの一点の頂部に「日本(Japon)」があると述べています。 因みに、コーカサス地方とは、現在の”アゼルバイジャン・ジョージア(グルジア)・アルメニア”の3国あたりになります。
≪ 参考 ≫
アトランティス ・・・・ プラトン(BC427〜BC347)/ 古代ギリシア哲学者の「ティマイオス」、「クリティアス」著書に記載された、驚くくらいの文明や自然・地下資源(鉱物)に恵まれた大陸で、約12,000年前に滅亡(沈下)したとされています。
場所についてはギリシア近海、或いは太平洋、大西洋などの説がある今のところ想像上の大陸です。 又、昔からアトランティス人や大陸/文明の存在/非存在(空想)についての諸説があります。
≪ 参考 ≫
アーリア人/アーリア人種至上主義
アーリア人種論には狭義的見方と広義的見方では意味合いが異なるようです。
広義的見方では、インド・ヨーロッパ語族を指していますが、狭義的見方では、インドに住んでいた人々がイランを経てロシアや東ヨーロッパ地域に移動したという考え方です。

紀元前2000年〜1500年頃に中央アジアの遊牧民族がヨーロッパ方面とパンジャブ地方を超えガンジス河流域に移動していったのです。 そして、ガンジス河流域に移住した彼らの牛を大切にする風習や信仰がヴェーダー>バラモン教となり、現在のヒンヅー教になっていきます。 
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アーリア人種至上主義は、神秘思想家で神智学協会創始者の一人/ヘレナ・P・フラヴァッキー(ロシア系ドイツ人)が、 創始した近代神智学のアーリア学説です。 その中の宇宙的進化論という論理/学説で、 現人類は、大西洋にあったアトランティス大陸の”第四根源人種”から進化した”第五根源人種=アーリア人種”である、 という論理です。
----- アーリア民族優性論ではないのですが、一種の”偏り観”を感じる論理です。
尚、かの有名なヒットラーは”我が闘争”で、人類のヒエラルキーの最上部に広義的アーリア人種を置き、中でもゲルマン民族が最も優れていると述べている。
ヒットラーは、その対極にあるのがユダヤ民族とし、劣勢民族は存在する意味は無しとし大量虐殺をしていった。




≪ 参考 ≫
シュタイナー叙述のなかには、霊と天使についての明記がされていますので、参考にそれらの霊と天使を記載しておきます。
1、セラヒューム / 愛の霊 - 熾天使
2、ケルビム / 調和の霊 - 智天使
3、トローネ / 意志の霊 - 座天使
4、キュリオテテス / 叡智の霊 - 主天使
5、デュナメイス / 活動の霊 - 力天使
6、エクスシアイ / 形態の霊 - 能天使
7、アルヒャイ / 人格の霊 - 権天使
8、アルヒアンゲロイ / 火の霊 - 大天使
9、アンゲロイ / 守護の霊


 

※ ・・・・・ ”中庸
私の特集では、もう一つの考え方(両サイド)も記載致します。
自然科学の世界では、生命のないものから生物が生まれた不思議・奇跡を探求し続けています。



自然科学の世界では、月や地球ぐらいの大きさの星になると、重力(距離の二乗にに反比例した力)が中心部の方向に均一にはたらくのでほぼ球体になりますが、重力の小さな小惑星などはこの限りではないようです。 
≪補足≫ 地球は自転や公転による遠心力で、真円(球)ではなく若干の楕円(球)形にはなっているようです。
宇宙科学者たちは、科学技術・機器の進歩により、過去の説を覆しながら宇宙の神秘や銀河・星の生成などの奇跡を探求し続けています。 

※ 最近では、ニュートリノ(素粒子)の存在説を岐阜の神岡町に大きな地下施設(スーパーカミオカンデ)を造り、不可能だと考えられていたニュートリノの確保に成功し、仮説から実証へと導き、”ノーベル賞”をとった”小柴昌俊氏”が思い出されます。

≪ 横道にそれたついでです!  ≫

ニュートリノは、最初(1930年)オーストリアのバウリという物理学者が研究の中で、なにかの物質が存在しなければ辻褄が合わないことが起こり、そのなにかを仮説として考えた粒子です。  ・・・・・ 自然科学は”仮説(ある意味では夢想)”から始まります。
そして、このニュートリノは、どのくらいの大きさか?というと、
星から人間まで、すべての物質を構成する究極の物質は、原子/イオン/分子の3種類の粒子で出来ています。 ある科学者の説明によると、その粒子の一つの”原子”の大きさは現在の高性能電子顕微鏡でも全く見えない!
大きさは、1X10-10 m(0.1nm=0.1ナノメーター)です。 
それは、人間の約1/10(ネズミ) → その又1/10(ミツバチ) → その又1/10(蟻) → その又1/10 (ダニ)→ その又1/10 (花粉)→ その又1/10(大腸菌) → その又1/10(インフルエンザウイールス) → その又1/10 → その又1/10 → その又1/10 が、おおよその原子の大きさです。   例えるならば、人間を東京23区位の大きさとすると原子はサッカーボール位だそうです。 ・・・・・・ 見えるわけがない!
そのくらいに小さいものが原子だということです。
さらに、原子の中心にある原子核(当然! 原子より、もっともっと小さい)の一つの粒(陽子)を地球の大きさとするならば、ニュートリノは米粒位の大きさなんだそうです。
そのニュートリノは無数に存在し且つ、あらゆるものを通過してしまうそうです。
人間の身体も毎秒かなりの数のニュートリノが通過しています。
日常の”存在定義”からすると、”存在していない”モノだったのです。・・・・・ ”小柴さん”は、それを捕まえてしまったのです!
だからなんだ! なんの役に立つのかと思うでしょうが、宇宙物理学や天文学、宇宙の神秘・森羅万象・生命の誕生などを探るためには、これが凄いことなのです!


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≪ 参考 ≫

遺伝子/DNAの発見 ・・・・> 1953年
遺伝情報/DNAを含めた”核酸”と呼ばれるものが、スイスのミーシャーという科学者により発見されたのは”1868年”で、遺伝子DNAがアメリカの科学者ワトソンとクリックにより発見されたのが”1953年”です。  それが あの有名な二重らせん構造のものです。
このDNAの発見により、地球上のすべての生物の遺伝暗号が殆ど同じである事も分かってきました。  犬も、鳥も、蛇、虫コロ、魚類、ナメクジ、人間もです。  更に、この発見によって、地球上の生物は一つの家族と言う事が証明され、もとをたどれば、地球上の生物は皆同じ祖先から始っている事が分かってきました。


ルドルフ・シュタイナー ルドルフ・シュタイナー(書籍叙述)
☆ 地球進化期 ☆

特別な預言者として、ある人物が、生まれついた遺伝によって西南アジア諸民族の特性と、教育によってエジプト人との教えとを身につけたある民族、すなわちイスラエル民族の中に生まれた。
それがモーゼであった。モーゼの魂の内部には、秘儀参入の影響によって、かって正常な地球進化において、月から人間の意識を形成する役割を引き受けた存在が、特別な状態にあるこの魂に啓示した多くのことが入り込んでいた。 稲妻や雷鳴の中に、モーゼは物質的な現象だけでなく、今述べた霊の啓示をも認識した。
しかし、同時にモーゼの魂には他の種類の密議の秘密が影響を与えていたので、モーゼはアストラル的な観察をする中で「自我」を通して人間的な存在になる超人間的な存在を知覚していた。
このように必ず来る事になる人物が、二つの面から「自我」の最高の形式をとって、モーゼに現れたのである。 そして、崇高な太陽存在が偉大な地球上の人間の手本として準備していた存在が「キリスト」として人間の姿として出現した。 この存在の出現によって、全ての密議の叡智は、ある点で新しい形式をとらなくてはならなくなった。 それまでは、密議の叡智はもっぱら地上の進化の外に太陽霊の領域を観察できるような魂の状態に人間を置く為のものであった。 今や、密議の叡智には人間に、人間になった「キリスト」を認識し、あらゆる叡智のこの中心から自然界と霊的世界を理解できるようにさせるという課題が与えられたのである。
キリスト・イエスの生のその瞬間に、キリスト・イエスのアストラル体が、ルツイフェルの介入によって隠される可能性のある全てのものをその内部に取り入れた瞬間に、人類の教師としての「キリスト」の歩みが始まった。
この瞬間から、人類の地球進化の中に、次第に物質的な地球上での目標に達する事の出来る叡智を受け入れる萌芽が植えつけられたのである。
ゴルゴダのできごとが成就した瞬間に、アーリマンの影響を善の方向へ変えることの出来るもう一つの萌芽が人類に植え付けられたのである。 それ以後人間は、霊的世界における孤立から開放するものを、人生から死の門を通って携えていく事が出来るようになる。 パレスチナの出来事は物質的な人類の進化にとってだけではなく、人間が属する他の諸世界にとっても中心となる出来事である。
そして、「ゴルゴダの秘儀」が成就され「十字架上の死」が甘受されたときキリストは、魂が死後滞在する世界に現れ、アーリマンの力に制限を加えたのである。 この瞬間から、ギリシア人が「影の国」と呼んでいた世界に、霊の光がひらめき、その霊の光は、その世界に存在するものたちに、再び光がそこに現れるだろうということを知らせた。 「ゴルゴダの秘儀」によって、物質世界のために達成された出来事が、その光を霊的世界にも投げかけたのである。 このように、後アトランティス期の人類の進化は、この出来事に至までは、感覚的-物質的に対しては上昇であった。
しかし、それは霊的世界にに対しては下降でもあった。 感覚世界の中へ流れ込んだもの全ては、太古の時より既に霊的世界に存在していたものから流れ出たものであった。 キリスト-事件以来キリストの秘密にまで自分を高める人間は、努力して獲得したものを、感覚的世界から霊的世界へ持って行くことが出来るようになる。 そして、霊的世界からその後再び、その獲得したものが地上-感覚世界へ流れ戻る。 その際人間は再び受肉するときに、キリスト衝動が死から新たな誕生までの間の霊的世界において人間に与えたものを携えていくのである。 キリストの出現によって、人類の進化に流れて行ったものは、その進化の中で種子のように働きかけた。 その種子は徐々にしか成就する事が出来ない。 現在に至るまで、その新しい叡智の深みのきわめてわずかな部分しか、物質的存在に流れ込んでいない。
物質的存在は、キリスト的進化の始まりにあるにすぎないのである。
このキリスト的進化は、キリスト出現以来過ぎ去っていった連続する時の中で、人間が諸民族から受ける事が出来、自らの表象能力に受け入れることが出来る限りにおいて、その内的な本質を現すことが出来た。 そうした認識が注ぐ事が出来た最初の形態が、包括的な生活理想となって現れる。 その様な生活理想は、後アトランティス期の人類において様々な生活形態として生み出されていたものに対立するようになった。 レムリア期に人類が地球へ再び受肉するようになって以来、人類の進化において影響を与えてきた状況については既に述べた。 したがって、人類は魂のめんではその起源を、他の諸世界からやってきて、古レムリア人の身体の子孫に受肉したさまざまな存在に求める事が出来る。 さまざまな人種が生まれたのは、この事実の結果なのである。 そして、再び受肉してきた魂の内部には、そのカルマの結果きわめて異なるさまざまな生活上の関心事が現れた。 こうした全ての事の影響が続く限り「普遍的人間性」の理想は存在しえなかった。 人類は単一の状態から出発したのだが、これまでの地球期の進化は分化してきたのである。 キリストと言う概念において初めて、あらゆる分化に抵抗する一つの理想が与えられた。
なぜなら、キリストと言う名を持つその人間の中には、高次の太陽存在の緒力が生きており、どの人間の自我も、その緒力の中に自分の根源を見出すからである。 イスラエル民族の人々もまだ、自分を民族として感じ、個々人はこの民族の一員であると感じていた。 さしあたって、キリスト・イエスの中には、分化を引き起こす諸条件の影響を受けない理想の人間が生きているただそれだけの思想にとらわれたことによって、キリスト教は、包括的な友愛の理想となったのである。


Rudolf Steiner

≪ 参考 ≫ 

Rudolf-Steiner / 1861-2/27 〜 1925-3/30
当時のオーストリアの国境近くの町クラリエヴェク(当時のオーストリア帝国、現在のユーゴスラヴィア)にて、両親共に敬虔なカソリック教徒の鉄道公務員であるヨーゼフ・シュタイナーの第一子として誕生。 誕生の二日後には、カソリック教会で洗礼を受けています。
又、シュタイナーは晩年(1922年)、独自の宇宙論に基づき”キリスト存在”に注視していき、彼の弟子であった”牧師/フリードリッヒ・リッテルマイヤー”に、シュタイナーのキリスト思想を基にした”キリスト者共同体”という宗教組織を作るように導いています。  この組織は、キリスト的宗教共同体で、キリスト衝動への道を説いている。  尚、シュタイナーは、この宗教組織に直接介入することはしないでオブザーバー的な立場をとっていました。


" IN THE NATURE OF A PHILOSOPHY "
八ヶ岳の春

私は、霊的な感性が全くないので、いくら学びや修練を繰り返しても、シュタイナーのような風景が見えてきません。  世の中には、シュタイナーのような風景が見え、心身ともに理解できる方がいるのでしょうか?  それとも、ただただ信じることのみなのでしょうか。

----- ”信じる者は救われる!”ということなのでしょうか。



シュタイナーは、【 霊的修練と言う実践は、魂の道徳的発展を問題にしない外的であるという思いが容易に生じるかもしれない。 これに対しては、述べた自己意識の克服に必要な道徳的な力は、魂の道徳的な状態がそれにふさわしい段階に達していないのならば、獲得されない、と言わなければならない。 霊的修練の進歩は、同時に道徳的な進歩が必然的に生じるのでなければ考えられない。 / 後略 】

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【 「神秘学」、多くの人々にとって、この言葉は、嫌悪感を持たせるものであり、嘲笑、さげすんだ笑み、そして、おそらく軽蔑を呼び起こす。 そうした人々は、この言葉が示されている考え方は、ただ無意味な夢想や空想に基づいており、 そのような「偽りの」科学の背景には「真の科学性」と「本当の認識努力」を知っている者ならば、 避けるのが当然で、 あるあらゆる種類の迷信を復活させようとする衝動だけが隠されている、と思っている。 / 後略 】
と述べています。




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